この記事では、MacのNumbers(iWork)で合計を計算する方法について解説します。
合計を算出するためにSUM関数を使っていきます。
「SUM」の読み方はサム。意味は合計、総和です。
SUM関数は、数値やセルまたはセルの範囲を加算し合計を求めます。
SUM関数の書式
【書式】=SUM(値1, 値2…)
値1:加算対象の最初の値です。数値やセルまたはセルの範囲を指定できます。
値2…:加算対象の2番目以降の値です。任意で省略可能です。
使用例
SUM関数の具体的な使い方を説明するために、下記の『水道光熱費管理表』を雛形として使います。
1月の水道光熱費(合計)を求めるために、セルE2をクリックします。
「=」を入力して、数式を入力するダイアログが出現させます。
続けて、「SUM(」と入力をします。
次に、加算対象のセルB2(1月の電気代)をクリックします。
セルB2の右下の枠線上にマウスポインタを重ねて、ハンドルのアイコンが表示されることを確認します。
ハンドルを右方向にセルD2(1月の上下水道料)までドラッグして、範囲を選択します。
数式を入力するダイアログに戻ってSUM関数を閉じるために「)」を入力し、緑色のチェックマークをクリックします。
セルE2にSUM関数の結果が反映されました。
これで1月の水道光熱費(合計)が算出できました。
連続したデータを入力(オートフィル)
使用例でSUM関数単体の使い方を解説しました。
次に連続したデータに対してSUM関数を適用していきましょう。
オートフィルの機能を使うと、簡単に実現できます。
セルE2(1月の合計)を選択し、下側の枠線上にマウスポインタを重ねて自動入力ハンドルを表示させます。
自動入力ハンドルを下方向にセルE4までドラッグします。
マウスのボタンを離します。
連続したデータに対してSUM関数を適用できました。
これで1月から3月までの水道光熱費(合計)のデータ入力完了です。
まとめ
SUM関数の使い方を説明してきましたが、いかがでしたか。
『水道光熱費管理表』の様に、月毎の合計などを求められるシーンは多く存在するため、SUM関数を使う頻度は高くなると思います。
また、SUM関数は「Excel」のSUM関数と互換がありますので、覚えておいて損はありません。